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「関屋の家C」断熱・気密工事

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「関屋の家C」工事状況

9月末に上棟した現場です。

先日の超大型台風でも、全く被害はありませんでした。

 

工事の進捗ですが、外壁面付加断熱・防水工事が完了し、

構造金物の取付も完了しました。

現在は内部の壁面断熱充填・気密工事をしています。

 

外壁断熱仕様

外壁面に105mmのグラスウールを充填し、

外側に更に105mmのグラスウールを付加して、

合計で210mmの断熱層を設けています。

断熱材にシワができないよう気を配りながら大工が施工していきます。

大きくシワができるとその部分の断熱性能が落ちてしまい

結露の原因となることもあるので注意が必要です。

 

先張り気密シート

グラスウールの場合、室内側の気密も重要になってきます。

グラスウールに室内の湿気が入ってしまうと断熱性能が落ち、

結露やカビ発生の原因となってしまいます。

そのため、グラスウールの室内側表面を

「隙間なく」防湿気密シートで覆う必要があります。

 

その際問題になってくるのが各構造部材の取り合いで、

後から気密施工ができない部分です。

梁や窓、構造金物の周りは気密シートを後から差し込むことができないので、

各部材施工時に先に気密シートを挟み込んで施工してあります。

これにより気密シートが途切れずに施工できるので、

気密性を保つことができます。

 

今後の工事予定

これから外回りは外装材の仕上げ工事に移っていきます。

内部は大工の工事が11月末に終わるよう、工事の方を進めていきます。

 

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