先週末、長岡市の「花園の家」が上棟しました。
あいにくの雨模様が続きましたが、
大工さんたちにも安全に作業していただき、
土台敷から屋根組まで、3日間で完了しました。
(15日だけ晴れ間が見えたので、1枚)
垂木間断熱
この現場の屋根の断熱は、
200mm程度のセルロースファイバー吹込みに
さらに50mmのミラフォームで垂木間断熱をしています。
「垂木」というのは屋根の板を支えるために転がす材で、
その材の間に、断熱材を敷き詰めていきます。
(↓細い木材が「垂木」、水色の板が「断熱材」)
(↓断熱材を敷き詰めた後、上から野地板を張っていきます。)
垂木間断熱選定理由
オガスタでは2階が勾配天井で、
断熱性能をさらに上げたい場合、
室内側の断熱層を厚くするのではなく、
垂木の通気層を利用して付加断熱を行うことが多いです。
垂木の高さは90mm程度で、
従来はこの間がすべて通気層となっていましたが、
通気層としては30mmあれば十分な為、
60mm分が余剰となっていました。
そのため、この空間に断熱材を充填することで、
断熱性能を向上させつつ、室内側の空間を圧迫しないようにすることができます。
他にも色々と利点があるので、気になった方は、
ぜひ一度、調べてみることをオススメします。
今後の工程
これからどんどん冷え込んでいき、雪も降ることが予想されるため、
年内には外装工事を完了させるよう、進めていく予定です。
また、工事が進み次第、ご報告します。