配筋検査完了
11月頭に着工したこちらの現場、
先日基礎コンクリートの配筋が完了したので、
第三者機関の検査員とともに、検査を行いました。
指摘事項はありませんでした。
コンクリートを打設すると目視での確認ができなくなるので、
配筋が設計通りに行われているか、この時点で確認します。
この検査をしないと瑕疵担保保険が付かないので、
どの会社でも行われいる検査となります。
配筋検査ではなく構造計算が大切
「配筋検査をしていれば、安心。」
そう思ってしまうのは、実は危険かもしれません。
配筋検査で診ているのは、「図面通りに出来ているか。」であり、
「構造耐力上、適した基礎である。」というわけではないからです。
最悪の場合、構造耐力に関してあまり考えられていない基礎でも、
その図面通りに出来ていれば、検査は合格してしまいます。
オガスタは構造計算された基礎配筋
オガスタではほぼ全棟、構造計算を行い、
軸組だけでなく、基礎の配筋についても、
計算の上で、配筋ピッチや鉄筋の径を決めています。
その図面に則って、現場が施工されることで、
本当の意味で地震に対しても安心な家になります。
「検査されているから、安心!」
それはあくまで、しっかり検討された図面であることが前提です。
皆さん、間違えないようにしましょう。
今後の工事予定
現在、基礎コンクリートの型枠を組んでいます。
11月中にはコンクリートを打設する予定です。
12月第2週には上棟できるよう進めていきます。