地域性に配慮する
「村上の家」が上棟しました。
お施主様おめでとうございます。
敷地近辺には、板張りの外壁・瓦葺きの街並みがひろがっています。
地域性に配慮し、街並みのひとつとしてなじむ建物になるよう設計しました。
近所の杉板黒塗装外壁。
自然素材の趣ある経年変化が見られます。
「村上の家」外部仕上げは、安田瓦+村上市産杉板の黒塗装で仕上げます。
通りの角に対して屋根の高さを抑え、圧迫感を軽減し謙虚な趣に。
切妻のシンメトリーな大屋根とし、屋根の高い部分が個室となります。
そこに下野が取り付きます。
借景を切り取る
敷地の北側に借景があります。
配置計画と合わせて、何度も検討し窓の位置を計画しました。
北西角からは、学校の桜の木が見えます。
北東からは城山が。
テーブルを置いて椅子に着座すると、山の景色を眺めつつ食事できます。
上棟すると、今まで想像でしかなかった窓の景色が、
リアルとなって確認できます。
よい窓となりそうです。
敷地近くのむかしからやってそうなご飯やさんで食事。
しょっぺ雰囲気のお店が好きです。
カウンターにおでん鍋があり、煮込まれたおでんが。
各種150円と書いてありましたが、2つ頼んだけどお会計は100円。
ゆるい感じも好き~。