上棟しました
「五泉の家B」が無事上棟しました。
お施主様、おめでとうございます。
地域へのリスペクト
敷地は、昔から続く農家集落。
集落の建物は95%、日本瓦をのせた木造住宅です。
「街並みをつくる」ことを目指しています。
その地域の歴史・風土性をリスペクトしつつ、街並みになじむ建物を目指しました。
時が耐久性を証明した素材を使う
この集落の屋根はみな、安田瓦で葺かれていました。
築50年をゆうに超えるであろう農家さんの住宅もあります。
五泉市のお隣阿賀野市(旧安田町)は、安田瓦の産地です。
(安田瓦の歴史は天保年間(1830年)から生産されたといわれています。)
この地域で、実際に風雪に耐えてきた素材なわけで、
耐久性は証明されています。
もちろん「五泉の家B」も安田瓦葺き。
外壁は杉板を張る予定です。
杉板も集落の多くの家で使われている素材です。
(杉板は全国で昔から使われていますが・・・)
昔からそこにあったかのように、
地域になじみ、一員となるよう思いをこめました。