みなさんこんにちは。
学校や幼稚園が長期の休みとなり、休日でも外出を自粛する日々が続いています。
しかし、こんな時こそ自宅のセルフメンテナンスのチャンスです。
お子さんもお手伝いできるセルフメンテナンス。
今回は床材のワックス塗装についてご紹介します。
再塗装すべき床の状態とは
ご存知の通り、竣工時の床には蜜蝋ワックスが塗布されています。
(一部製品では出荷時からオイルフィニッシュで納品されている物もありますが)
引き渡し間瀬にご自身で塗装されている方もいらっしゃいますね。
では竣工時に塗ってあるワックスの効果が薄れて再塗装するタイミングはいつなのか?
これは床の使用場所や歩行頻度によって変わってきます。
上の写真では、奥側の濡れたような状態がワックスがしっかり塗装された状態です。
手前はワックス効果が切れた状態、艶が全然違います。
ご自宅の床を見て、表面の艶がなくカサカサした感じであれば再塗装のタイミングといえます。
そして、同じ床材でもリビング、キッチン、子供室と場所によって劣化状況の違いがあるはずです。これは即ち歩行頻度だったりダイニングチェアなどの家具の引き摺り頻度、床拭きなど掃除の頻度により違いがでます。
おそらく一番ワックス効果が薄れているのは水拭きする頻度の多いキッチンシンク下やダイニングテーブル周りでしょうか。
しかしここで注意していただきたいのが、現在塗装されているワックスがまだ十分効果があるにも関わらず再度塗装してしまう事です。
これだと上塗りしたワックスが床材に浸透せず、いつまでもベタベタが残ってしまいます。
塗装の手順
では実際に塗ってみます。
先ほど申し上げた通り、大事なのは前に塗ったワックスが残っていない事です。
そので、まずは塗装する面全体をサンドペーパーで削ります。
これは以前のワックスを落とす共に、表面の細かい傷や汚れも綺麗にするためです。
ちょっとズルいですが私は電動サンダーを使わせてもらいます。
お持ちじゃない方が殆どだと思いますが、市販のサンドペーパー#180~240でOKです。
広範囲だと結構なガッツが必要ですけど…
ペーパー掛けが完了したらミツロウワックスを乾いた布に適量とり床に塗り込みます。
厚塗り過ぎると乾きが遅くなるのでご注意を。
いかがでしょうか?
施工完了写真を撮り忘れたのでお見せできないのが残念ですが、施工前とでは艶がまるで違います。
まるで竣工時のようです。
皆さんも是非トライしてみてください。