断熱工事
4月中旬に上棟したこちらの現場、
先日、断熱・気密工事の方が完了しました。
断熱材はグラスウールを使用し、
欠損や圧縮部分がないよう、隙間なく丁寧に充填します。
グラスウールが極度につぶれていたり、
隙間が在ったりすると、その部分からの熱が逃げていきやすくなり、
断熱性能が落ちるばかりでなく、結露の原因となることがあります。
気密工事
断熱材を充填した後、室内側に調湿気密シートを張っていきます。
調湿気密シートの主な役割は以下の2点。
① 断熱材内の余分な湿気を外へ逃がし、断熱材内での結露を防止する。
② 外気が入ってくる隙間をなくし、計画換気が正常に行われるようにする。
気密がきちんと確保されていないと、
いくら高性能な断熱材を入れても、外気が入りやすく、
想定した断熱性能に満たない場合がありますので、注意が必要です。
ちなみに、気密性能の指標はC値(相当隙間面積)で表されます。
オガスタの気密については 『こちら』
外壁付加断熱
外壁にはさらに、スタイロフォームで付加断熱を行いました。
水色に見えているのがそれです。
その上から、防水シートで覆います。
いつもは白い防水シートを使用するのですが、
本物件は外壁仕上げがファサードラタンなので、
スノコの隙間から見えてもカッコいい黒い防水シートを採用しました。
ファサードラタンが気になる方は 『こちら』
今後の工程
外壁仕上げを早々に完了させ、6月中旬には外部の足場を解体予定です。
内部は6月下旬の木工事完了を目標に進めていきます。