木工事完了
4月中旬に上棟した北三条の家、
6月末で無事に木工事(大工工事)が完了しました。
ここまで、特にコロナの影響もなく順調に進んでいます。
施主との木工事完了現場確認も完了し、いよいよ仕上げの工程へ入ります。
吹抜けから寝室へと続く、天井のスノコ張りがいい味出してます。
天井ベニヤ仕上げ
この現場は玄関と、それに隣り合う和室の天井が
ラワンベニヤ張り仕上げになっています。
今回はベニヤに塗装を施して、赤見の強い仕上げとしました。
オガスタの物件では割とよく見る天井仕上げです。
こうして仕上がると、
「ベニヤ板を天井に張るだけでしょ?私にもできそう!」
と思ったりする人もいるのですが、実は結構手間がかかります。
ベニヤ板の割り付け
ベニヤ板の寸法は、基本的に910mm×1820mm。
これを天井の形状に応じて、変な所に目地が入らないよう、
そしてなるべく目地が通るよう割り付けていきます。
天井の形状が複雑で、複数の部屋が同じ仕上げで連なる場合は、
この割り付けが非常に悩ましい状況になります。
建具レールとの取り合い
天井に建具のレールを埋め込む場合も、
レールの寸法、形状に依って、
壁との間にわずかに空いてしまった隙間をどうするのか、
レール同士の隙間をどう仕上げるのか、
いろいろと考えなければいけません。
目地を真っ直ぐに隙間なく通す
ベニヤ板同士を突きつけて張る場合、
何も考えずにただ材を張ると、
微妙に角が90度になっていない場合や、
辺が真っ直ぐではない場合があるので、
どんどん目地が曲がっていったり、
目地に変な隙間が空いてしまいます。
大工さんの技と経験に助けられ、今回もキレイに仕上がりました。
自然で当たり前に見えるものが、いかに手が込んでいるのか、
私もベニヤ板張りから、改めて感じました。
今後の工程
7月頭から内部クロス工事。
7月中旬に電気・給排水器具の取付。
7月下旬完成を目指して進めていきます。
外部は残すところ、植栽工事のみとなったので、
その模様も今後お伝えできればと思います。
それでは。