上棟!
「小新南の家」が上棟しました。
お施主様おめでとうございます!
大型パネル工法を採用
今回は建て方に、「大型パネル工法」を採用。
どんな工法かとざっくりいいますと、家の外回りをパネル可して工場で製作し、
現地では組み立てるだけとする工法です。
工場で製作するため品質の安定性や、工期の短縮などが望めます。
まずは通常の建て方通り、土台と柱を設置した状態にします。
クレーンがきます。
ここに、製作したパネルを持ってきます。
そして吊り上げる!
それを組み立てる!
パネルには窓、構造用面材、防水シートがあらかじめ施工されているので、
現地で組み立ててすぐ防水完了です。
※朝8:00の作業開始から14:00頃までのタイムラプスです。あっという間に壁が!
構造部が雨にさらされるリスクを軽減し、重量物をクレーンであげるため
職人さんの負担も減らすことができます。
立面計画
今回の敷地は街中の角地。
方位が約45度傾いた立地で、北東と南東は隣家がせまります。
総2階に下野が取り付いた形状です。
シンメトリーを意識し、2階には象徴的な高窓が設置されます。
角側には高さをおさえた下野を配置し、圧迫感を軽減しました。
下野の広い軒下は、駐輪スペースとして利用しつつ、悪天候時の利便性に配慮しています。
北西と南東に大きな高窓を設け、隣家をかわし視界を調整しつつ、
日射取得・採光・視線の抜けが得られるよう計画しました。
南西側に大開口を設け、大きく開いています。(上から6枚目の写真が南西側)
日射取得を図りつつ、2階窓は外付けブラインドで日射を調整、
1階窓はパーゴラで日射を調整、突き出た下野も西日避けとして機能します。
比較的道路までの距離が近いので、プライバシーに配慮した外構計画をしています。
進行が楽しみです!