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「小針上山の家A」地鎮祭をおこないました。

ゲンバLIVE!
塩谷 英一塩谷 英一

地鎮祭と神さま

着工に際して工事の安全をお祈りし、地鎮祭の儀をとり行いました。

一時間ほどのちょっとした時間、神さまを呼んでちょっと来てもらい、お祈りを終えるとまたどこかへお帰りになってもらう、という時間です。

神さまがちょっと降りて来る場所も、サッと設えます。

四本の竹を地面にさし、四周に縄を張って斎庭(ゆにわ)とし、神籬(ひもろぎ)を置きます。神籬に立っている榊(さかき)が依り代(よりしろ)となって、ここに神さまがちょっと降りてきます。

いずれの場所、いずれの時にでも、任意に設けて任意に取り払うことのできる仮設的な空間であり、着工前の更地が、特定の時間だけ特定の価値をもった場所となります。

日本の神さまたちはどこかに常駐ということはなく、どこかからやって来て、どこかへ帰っていく訪問神なのかもしれません。

安全管理で進めてまいります。

塩谷 英一
設計部

塩谷 英一

設計部 一級建築士

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