先日発売されたハウジングこまちvol.34の巻頭特集「小さな家がいい。」で
取材に伺った築5年目の「荒川の家B」をご紹介します。
小さな教会のようなとんがり屋根の家
「かわいい家にしたい」というオーナーK様のご要望から、
小さな教会のようなフォルムの、まさにかわいいお家が建っていました。
築5年が経過し、杉板外壁の経年変化も味わい深いです。
玄関とデッキの境界に使用した古い蔵戸が渋くていい味出てます。
ウッドロングエコの杉板外壁に赤いポストや植物の彩りが良く映えますね。
玄関を抜けてすぐにLDKが広がっています。
ダイニングとリビングを明確に分けず、座卓でゆったり過ごせる空間。
梁に取り付けたハンモックはK様が編んだ手作りのもの。
私も座らせてもらいましたが、開放的な空間でのハンモックは気持ちいいです!
フラットなキッチンの反対側はカウンターとしても使用できます。
この家のかわいい要素としてK様もお気に入りとおっしゃっていた
玄関とLDKを仕切る、擦りガラスを組み合わせた建具。
吹き抜け空間でつながる2階は、今はお子さんの遊び場スペースとして。
ツガの羽目板の天井に、窓から差し込む光が回る感じが、
どことなく教会のような神聖さが感じられます。
25坪の小さな家で大らかな暮らし
LDKに、寝室と水回り、2階のホール空間というコンパクトなお家ですが、
決して窮屈ではない居心地の良さがありました。
デッキからつながるお庭には、タイムの築山が広がり、
可愛らしいピンクの花を愛でる。
花が咲かない時期はハーブティーにして飲んだり、
奥にある畑スペースで家庭菜園を楽しんだり、
小さな家でも大らかに暮らしを楽しむ様子が伺えました。
K様ご協力いただき、ありがとうございました!
先月発売の建築知識ビルダーズも小さな家がテーマの特集。
いま注目されている小さな家ですが、オガスタ施工事例でも
30坪以下の事例をまとめたページもありますので、
気になる方はのぞいてみてくださいね。