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世界に一つをつくる絨毯屋さん「トリコラージュ」

豊島 優香豊島 優香

オーダーメイドの手織り絨毯のお店

これまで家具屋さんはいくつかご紹介させていただいていましたが、
今回は気になっていた絨毯のお店をご紹介したいと思います。

新潟市中央区東中通にある、「tricollage(トリコラージュ)」さん。

トリコラージュさんHPより引用

オーダーメイドの絨毯を中心に、一点ものの手仕事のファブリックを取り扱う
世界に一枚の絨毯をご提案するお店です。

店内には様々なデザインの絨毯が所狭しと並んでおりました。
小さい玄関サイズから大きいリビングサイズのものまで、サイズも様々です。
一つ一つのデザインに意味がある個性的なものや、シンプルなデザインのものも珍しいカラーが目を惹きます。

ご案内してくれたのは、トリコラージュのオーナーで、手織り絨毯デザイナーの小林あかねさん。

小林さんがお客様のご希望を伺ってプランニング・デザインした絨毯をネパールやモロッコで手織りしているそうです。

「伍色染め」という草木を原料に人の手で丁寧に染められた羊毛で作る絨毯は、使えば使うほど経年変化で色が深くなり、味わい深くなる。
オガスタの家づくりにも共通する部分があります。

GOSHIMA絨毯(左「アーモンド」/右「百花万華:ノバランガ 高貴」)

鳥は家族の数、木は家族のシンボル ―家族のじゅうたん―

私がとても素敵だなと思った「アーモンド」という絨毯を一つご紹介します。

トリコラージュさんHPより引用

「希望」の花言葉を持つアーモンドの木は、家族みんなが帰る場所。その周りに飛ぶ鳥たちは家族を表現し、家族でつくる絨毯です。

例えば、鳥の数は子どもたちで一人一人に色を選んでもらい、木の花びら2枚につける色はお父さんとお母さんで選んだ絨毯。
大きくなって羽ばたく子どもたちへ、いつでも帰ってきていいんだよというメッセージを込めて。

それぞれの家族のストーリーや想いを込めて、鳥の数や色をオーダーできます。

色にも「広がる夢」や「幸運」など、一つ一つに意味があるそうです。

お家を建てる時に、家具は皆さんよく考えられますが、
暮らしに寄り添う絨毯を家族みんなで大切につくるのも、とっても素敵だなと思いました。

 

重厚感のある羊毛のオーダーメイド絨毯の他にも、様々な一点ものの敷物もあります。
スザニ刺繍のマルチカバーは幅広い用途で使えそうです。こちらも多様なサイズがありました。

モロッコのキリムは、おおまかなデザインは決まっているものの、手織り職人の瞬間の感性が組み合わされてできているそうです。

 

シンプルにデザインの好みで選んでしまいそうな絨毯ですが、小林さんに説明していただきながら見ていくと、それぞれの絨毯がつくられた背景やストーリーがあることを知り、絨毯の見方や選び方が変わってくるんじゃないかなと思います。

とても奥が深い絨毯の世界。

このブログでは伝えきれないので、トリコラージュさんの絨毯が気になった方は、ぜひお店に行ってみてくださいね!

ちなみに、2/26(日)までは、暮らしにまつわるものを扱うお店を巡るイベント「くらしめぐり」を開催しているそうですよ!

 

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豊島 優香
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豊島 優香

広報部 2級カラーコーディネーター

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