窓リノベの補助金が桁違いに
経済産業省と環境省が合同で行っている補助金事業がお得すぎると話題です。
脱炭素社会実現のためには住宅の断熱性向上が欠かせません。
新築に対しては断熱の上位等級も定めたから勝手にこれからは高性能化が進むだろう。
新築に補助金を出すよりも、既存住宅の性能を上げた方が省エネにつながるだろう。
そのためには一番の弱点である窓のリノベに対して、集中的に補助金を投下するのが有効だし、即効性が高いと判断した、ということです。
この国策の事業予算は総額1000億円。
昨年も同様の窓への補助金がありましたが100億円。
それも未消化があったほどなのに一気に10倍の額です。
今までだと、窓の工事費用の1/3や1/2の補助金が出るってのが普通でしたが、
今回は窓の性能や大きさに対して定額で補助金が決まるのが異なります。
その額が大きいために、工事内容にもよりますがほぼ自己負担が無いくらいの可能性があります。
この記事を読んでらっしゃる方は、高性能住宅で新築にしようとお考えの方が多いので、関係ないように思われますが、例えば、実家が寒い状況になってるならば教えてあげて親孝行するのもよいでしょう。
古いオガスタオーナーさんでも、アルミ樹脂複合サッシの時代の方で、この制度を利用して樹脂内窓を追加でつける方も出来てきてます。するとクワッドサッシ(4枚ガラス)になるのでぜんぜん違ってくることでしょう。
YKKAPのプラマードUが本命
ガラス交換・窓の取り替えもありますけれど、1番簡単なのは内窓を取り付けること。
例えばYKK APでは、プラマードUという商品があります。
Low-eガラスの樹脂窓なので、APW330と同じ位の性能があるわけです。
メリットとすれば極めて窓の断熱が高くなること。光熱費削減され、結露も起こらなくなります。
デメリットは開け閉めがめんどくさくなることと、掃除も難しくなることです。
取り付けるためには、窓の枠に余裕が7センチ必要になります。
内側付の網戸や、ブラインドなどがついてる場合は、取り除く必要が出る可能性があります。内側にさらに枠を増設するということも可能です。
(プラマードUだとSグレード対応で あとはサイズごとで補助金が決まります)
平均的な住宅では、窓が15箇所くらいはありますから、
内窓を全て取り付けると100万円程度の工事費用が発生しますが、
補助金の合計金額は、ほぼ工事費の総額に匹敵することがお分かりいただけると思います。
リンク先:補助金内訳
我々のオーナーさんや、現在検討中の方で、この制度を利用した工事を希望する方は、オガスタに申し出て下さい。提携してる窓の会社にお繋ぎいたします。
他のエリアの方は、YKKAPが全国に展開しているMADOショップに相談されるといいでしょう。