成熟した外構の美しさ
実家リノベ「小杉の家」の工事が完了しました。
リノベーション工事の場合、外構が既に成熟していることがあります。
今回もまさにそんなおうち。
緑あふれ花咲き誇る、素晴らしい景色がひろがります。
構造を魅せる
リノベーション工事範囲の、最も古い部分は100年程度経過していると思われます。
それでも、インスペクションにて構造が健全な状態であると判断しました。
古いつくりのため、ワイルドな木の形状がそのまま構造体として利用されています。
今回はそれをデザインとして利用しました。
古材色に変色した木は、建物に歴史という重厚感を与えます。
古建具を利用した間仕切り
もともと田の字プランになっていた間取り。
使用していた古建具を再利用して、間仕切りを作りました。
古い雪見障子を改造して、下部は腰板をはめ込み、上部は障子が上下に可動します。
新品で製作すればかなりコストのかかる建具ですが、改造であれば費用をおさえられます。
新旧が交ざりあう、豊かな空間になりました。