無垢床の水染み
床の仕上げ材としてよく採用されている無垢の床材は
足あたりも良く、複合フローリングとは違う温かみがあって調湿性もあります。
とても良い材料ではありますが、メンテナンスは必須です。
中でもご相談いただくのが「水染み」についてです。
メンテナンス方法
水がこぼれたらすぐにふき取っていただくことが理想ですが
毎回必ず出来ることではありません。
そこでお引き渡し時には、オイル仕上げ無垢フローリング用のメンテナンス材をお渡ししています。
こちらで大体の汚れは落とせると思いますが
他にも良い方法がないものか調べてみました。
そこで見つけたのが
キッチンスポンジ!
無垢材なので、紙やすりで軽く削って頂くようにご案内はしていましたが
その作業を、水に濡らしたキッチンスポンジの硬い方で行うとキレイになる
というのを見つけました。
事務所の床で実験
あらためて事務所の床を見てみました。
水周りでもない、打合せテーブルの横ですがなかなかの水染みです。
床に座ることもないので、今まであまり気にしていませんでした・・・
いざ!キッチンスポンジ!
水に濡らしたスポンジでゴシゴシ
やり始めるとどんどん気になり、予定範囲よりも実験部分が広がっていきます。
こすったばかりの床がこちら
濡れているおかげで目立たないのかなーと思いながら乾かします。
こすった場所はオイルも取れているのか、つやがない状態になりました。
ここにあらためて蜜蝋ワックスを塗ります。
ぬりぬり
薄く塗らないとべたべたになるので少量ずつしっかり塗り込みます。
作業完了
いかがでしょうか!
あらためて施工前がこちら
良いのではないでしょうか!
道具も高いものではなく、誰でもできる作業かと思いますので
水染みが気になる方はぜひ試してみてください◎