メリハリある開口部の計画
「坂井の家」では造作窓にガラスがはいりました。
3間間口で奥に細長いこちらのお家は、
周辺環境を考慮してメリハリある開口部の計画としています。
周辺環境の良い方向には全力で開き、
隣家がある方向は開口を絞っています。
造作によるすっきりとした開口部
過去最大、16か所もの造作FIX窓があります。
既製品サッシではなく現場での造作とすることで、サッシ枠を感じさせない
すっきりとした開口部を実現できます。
まるでガラスなどないかのような、美しい開口部です。
ここにサンゴバン社製のトリプルガラスがはまっています。
高い断熱性と日射熱取得を両立した、超高性能ガラスです。
防水性や気密性・耐久性に配慮し、納まりをよく検討して施工しています。
既製品+造作玄関ドア
玄関ドアは、ガデリウス社製のチークドアと造作窓を組み合わせています。
一体的なデザインとしつつ、高い気密性・断熱性を実現します。
内部から見るとこんな感じ。
玄関と2階の主室から、1~2階を貫く植栽の景観を楽しめるようになっています。
現在主室の天井に杉の小幅板を施工中。
大迫力の空間がカタチになってきました。