仕上げ工事中
「坂井の家」では仕上げ工事が進行中。
内壁の仕上げが終わり、空間の雰囲気がガラッと変わりました。
2階ロフトから主室の天井を見る。
上質な素材を使う
壁・天井の仕上げは漆喰塗りです。
クロスより高価ですが、光のまわり方が大変美しく表現されます。
階段吹抜けから差し込む光。
整えられた壁面はそれだけで見ごたえがあります。
外部も漆喰塗り。
壁や天井は面積の大きい部位です。
そこを上質な素材で仕上げることで、家全体の空気感が変わります。
漆喰塗りは手仕事の美しさと静謐な空気を感じさせてくれます。
内外の境界をあいまいにする
2階の主室に、9帖の半外空間が接続されています。
内外の境界は壁をたてることなく、全面をガラスでつなげています。
ガラスは既製品のサッシを用いることなく、すべて現場での製作。
そのため、窓枠がありません。
初見では気づかずぶつかってしまうほどです。
この処理によって内外の境界をあいまいにし、大きな解放感を演出しています。
見た目には境界があいまいですが、はめ込まれているのは超高性能ガラス。
断熱的には強固なバリアがはられています。
腰窓についても、窓枠がないため壁に穴があいているよう。
既製品のサッシでは表現の難しい、すっきりと美しい開口部です。
8月5日(土)6日(日)と内覧会を開催させていただく予定です。
上質な素材に包まれた、内外一体の空間をご体感ください。