夜の照明チェック
「浦山の家B」の照明チェックを行いました。
夜間に現場で確認します。
ハニカムブラインドから光が透けて、周囲を柔らかく照らします。
外部照明は植栽をライトアップし、夜間も内外から景色を楽しめます。
玄関は暗めのライティング。
シェード付きのポーチ灯は低い壁を照らし、そとん壁の素材感を演出します。
作業面には照明を
暗めの照明は心身をいやしてくれますが、手元で作業するには不便です。
作業する面には、十分な明るさを。
位置や明るさを調整できるとより便利です。
キッチン上にはライティングレール。手元を照らす・位置を調整する・空間を照らすなど
多目的に活躍します。
間接照明のみでのリビングスペース。映画を見るのにちょうどよさそう。
読書などするのであればより明るく照明。
月が浮かぶダイニング
ペンダントライトはイサムノグチの「akari」を選択しました。
勾配天井の大空間なので、照明器具も大きいものが合います。
月が浮かんでいるかのよう。
大開口に反射する様もきれいです。
室内外に天井を照らす間接照明を設置。
内外一体の連続感ある空間になりました。
暗くても居心地よく、作業するにも適切な、
可変性と利便性と美しさを兼ね備えた照明計画を目指しています。