「京王の家B」では大工造作工事が終盤に差し掛かっています。
2階メイン空間の天井は桧の小幅風羽目板仕上げ。
これを910mmピッチで5mm程度の目地を入れて貼り進めます。
今回はオイルクリア塗装を施しています。
写真左が塗装したもの、右が無塗装のものです。
塗装をすると飴色になります。
2階メイン空間の内壁には木板張りをする箇所があります。
本来は床材の用途で使用する杉材を事前に黒塗装しています。
外壁の焼杉面と連続する部分にも杉の黒塗装材を張ることで外壁との連続性(つながり)を演出しています。
床材はラスティカルアッシュを使用。
中央ヨーロッパの代表的な木材の一種です。
オガスタでよく使うオークと比べると白っぽさを感じます。
幅165mm厚20mmと体積も大きいです。
階段の鋼製桁とアングルも設置され、いよいよ踏板も取り付けです。
再来週から内装仕上げ工事に入っていきます