オーナーさんのリアルな暮らしぶりが見れて、
実際に住んでみてのお話も聞ける「暮らし見学会」。
今回は「もえぎ野の家」で開催させていただきました。
お引渡しから約8か月後の「もえぎ野の家」
昨年の5月にお引渡しをしてから夏と冬を迎え、
どのようにお過ごしだったか、私たちもお話を聞けることを楽しみに伺いました。
前日に雪が降り、当日も最高気温3度と寒い日での開催でした。
寒い日ほどオガスタの家の体感にはもってこいです!
2階部分はウッドロングエコ、1階部分は黒塗装をした杉板の外壁。
玄関は床と同じ無垢オーク材で仕上げています。
オガスタの事例では珍しい、一段下がったピットリビング。
造作ソファも一体に備え付けることで、空間を遮ることなく広がりがある印象です。
周囲にはたくさんの本が収納されており、
子どもたちもこの囲まれ感がお気に入りのようでした。
南側に大きく窓をとって日射取得をねらうことがパッシブ設計のセオリーですが、
こちらの敷地では南側に建つ住宅との離隔が十分に取れないこともあり、
北側の借景を利用して気持ちよく過ごすことを優先しました。
その代わり南側の2階に大開口を設けて、光が降り注ぐように室内を照らします。
こだわりの北欧家具はフィンチアンドホームさんで購入。
ダイニングテーブル・チェアとペンダントライトがお家にとても馴染んでいます!
色を取り入れるのはなかなか難しいですが、
レッドとイエローのセブンチェアが空間のアクセントになっています。
ソファのクッションもこのカラーと揃えたそうですよ!
上部が大開口に面して吹き抜けになっていて明るいキッチン。
日中は照明はほとんど使わないとか。
2階には吹き抜けに向かってデスクスペースを設けておりますが、
在宅ワークをするという参加者の皆さまから
「こんな気持ちいいスペースがほしい!」と大好評でした。
後々子ども部屋に区切る予定ですが、
現在はセカンドリビングとしたり、洗濯物を干したり。
洗面台を中心に、左にお風呂、右に洗濯機と
一直線につながる水回りはとても使いやすそうでした。
洗面台下はがらんとした状態でお引渡ししましたが、
ご主人がDIYで棚を作ったそうです。ボックスを並べて完璧です!
オーナーさんに聞く 暮らし心地
今回ご協力いただいた「もえぎ野の家」オーナーのTさん、
実は一緒に「新潟市エコハウス推進チーム」として活動していたお一人。
付加断熱を強化したり、太陽光パネルを載せられるだけ載せたり、
性能も追及した結果、11月まで売電で実質電気代は0円で暮らしていました。
売電なしでみると、オール電化かつ
育休中で在宅率が高いにもかかわらず、月平均で7000円程度。
12月は暖房の負荷が加わって、1万5000円だったそうです。
金額にも性能の良さが現れていますが、
当日はエアコン22度設定で室温は日中23度まで上がり、
サーモオフで停止していたくらい暖かかったです。
光熱費を安く抑えながら、自家発電でまかない、
我慢することなく快適に過ごすことができる、羨ましい暮らし方でした。
1年目は猛暑もあり、お庭づくりがまだできていなかったようで、
今年こそウッドデッキ周りのお庭をつくっていきたいですね!
まだ1年目なので、これからどんどん変化していく「もえぎ野の家」が楽しみです。
数年後にまた暮らし見学会を開催させていただくかも?
ご協力ありがとうございました!