広大な農地
「西本町の家」の敷地調査にうかがいました。
広大な広さの農地。
農地のままでは住宅を建築することができないため、農地転用の申請をして宅地へと地目を
変更します。
また広すぎると転用の許可がおりないため、500㎡以内に敷地を分筆して計画する必要があります。
現状では明快な敷地境界が確認できません。
土留めや雨水排水?の状況から、おおまかな敷地境界を推察します。
まずは測量をして、敷地境界を明確にするところからすすめていきます。
設計の手がかりを探す
今回はインフラ状況から設計のてがかりを探しました。
敷地内にはすでに上水道の引き込み、汚水の公共桝の設置がされています。
上水道はともかく、下水道から離れすぎると排水が困難となるため、インフラ接続可能な位置が建物配置位置となります。
前面道路に電柱がなく、敷地内に電柱をたててやや離れたところから電線を引っ張ってくる必要もありそうです。
前面道路の状況や周辺環境もよく確認します。
方位を専用のアプリで現地確認します。
調査した結果をラフスケッチにおこすと、おおまかな配置計画がうきあがってきます。
それを元にまた心地よい居場所を探して敷地内をうろうろ。
こんな作業を繰り返しながら設計の手がかりをさぐっていきます。