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「五十嵐の家K」開口部を美しく魅せる

山田 剛山田 剛

窓の取付完了

「五十嵐の家K」では、外部耐力面材の施工を終えサッシの取付をしました。

面材とサッシの施工が完了すると、お家はふさがれた状態となります。

ここまで施工が進めば、雨も風も室内に入りません。

既製品サッシを美しく魅せる

既製品のサッシを組み合わせて、いかに美しい開口部をつくるかを重要なテーマとして設定しました。

こちらは主室の大開口。高台になっているので非常に眺望が良いです。

既製品のサッシの枠(白い部分)を極力見せずに納めるよう工夫しています。

構造の外側に窓をつけることで、構造によってサッシ枠を隠しています。

構造と建具をずらして納めるのは、アントニン・レーモンドの「夏の家」で使われている手法です。

↓「夏の家」

このあとさらに、見切りやカーテンボックスの造作により、白いサッシ枠が隠れて木製サッシのような仕上がりになります。

西側にも海を眺望する横長大開口。こちらもサッシ枠が見えないよう計画しています。

また日射遮蔽のため、すだれなどをつけられるよう外部には小庇がついています。

サッシ上枠と下枠を、造作によって隠す計画です。

上枠は隠すだけでなく、造作を利用してカーテンボックスとして利用します。

(カーテンではなくハニカムですが・・・)

サッシの中間枠は、化粧柱によって見えなくなります。

既製品サッシは、コスト面・防水面・気密性など造作サッシより有利です。

ただデザイン面では造作サッシの方が美しい・・・

サッシの取付方を工夫することで、それぞれの良いところを発揮できるよう計画しました。

山田 剛
設計部

山田 剛

設計部 一級建築士

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