今月からオガスタでは請負契約の方法を電子化に移行しました。
電子化におけるメリット
電子化することで得られるメリットはいくつかあります。
印紙税がかからない
「課税文書の作成は用紙への記載によるもの」と定義されています。
電子契約においては、電子ファイル(電子データ)で契約を交わすため、文書を作成したことには当たらず印紙税は非課税となります。
保管・管理の効率化
紙で契約書を補完していた際は、製本した契約書+PDFデータでの保管を行っていました。
契約書は10年間保管しなければならないため、かなりの書類の数になってしまいます。
電子化することで保管スペースもなくなり、どこにしまったっけ・・・などということがなくなります。
リモートワーク対応が容易
最近では遠方に住まわれている方の移住やUターンなどのケースが増えてきました。
わざわざ契約のために長時間かけてきていただくか、郵送でのやり取りはとてもお互いにとって負担となってしまいますが、電子契約ではメールでのやり取りのみで完了します。
確認漏れの防止
お客様に来ていただき、契約内容を一緒に確認して頂いている最中に誤字を発見
なんてこともしばしば。
事前にお客様にお送りし、確認していただくことで誤字脱字を未然に防ぐことができます。
また、ご契約が完了した後に製本に頂く時間も短縮できます。
金融機関などの提出方法
電子契約が終わった契約書をプリントアウトして金融機関などに提出する際ですが、実印や印紙がないのにどうやって電子契約を証明するのか、という問題点が出てきます。
電子契約で発注者および請負者の署名が完了すると、「契約締結証明書」というものを今回採用させていただいた電子契約システムのGMOが発行してくれます。
契約書と契約締結証明書に記されているIDを紐づけることで電子契約ということが証明されます。
このように、多くのメリットがあることから今後は可能な限りご契約は電子契約で行っていきます。