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配管詰まりを予防するには

生活するうえで毎日使用して、とても重要な部分なのに
点検することが出来ない箇所があります。

それは「排水管の内部」です。

毎日出る雑排水を流すという大事な役割をしている配管が詰まると大変です。

この度キッチンの排水が詰まってしまったお宅で配管洗浄を行いましたので、詰まるとこんな感じになりますよ、というお話です。

詰まった時の状況

今回はキッチンのつまりでしたが、2~3年前から
排水時にポコポコと空気の上がってくる音がしていたようです。

実はこれが正常な働きではないのですが、気にせずに使用を続けたところ
排水ができなくなってしまいました。

水を流すとこのように排水側から空気がポコポコと上がってきます。

こうなるとキッチン側からは何の対処も出来ないので
外部からつまりを洗浄することになります。

 

配管の高圧洗浄

外部配管からつまりを取っていきます。
この道10年のプロに来ていただけました。

高圧洗浄で汚れをはがし取ります。

白濁した液が汚れの混ざった液です。

固まった油が塊になっていました。

配管洗浄に初めて立ち会ったため、お客様と一緒にとても驚いてしまいましたが

どのお宅でも発生しうる症状とのことでした。

こちらのオーナー様も定期的に配管洗浄剤(ピーピースルー)などを行っていたようですが

清掃業者さんに聞いたところ配管洗浄だけでは落とせない汚れもあるようです。
図解するとこんな感じで。

境目スタートでどんどん汚れがたまっていくようです。

じゃあどうしたらいいんですか!という話です。

 

1日の終わりにはお湯を流しましょう

お湯と言っても熱湯ではなく40~60度のお湯です。

こちらをバケツやボウル(お鍋など)に溜めたものをドカッと流す。
そうすると勢いで汚れも押し流せるようです。

これを1日のキッチン作業終了時に行うことで
汚れをためないことが出来るそうです。

ちなみに熱湯の方が汚れ流れるでしょ!と思いますが
配管に使われている塩ビパイプは熱すぎるお湯を流すと変形するのでNG。

麺類を茹でたお湯などを流すときもそのままではなく
水と一緒に流しましょう。

大切なのは「勢い」です。

あと「油は極力流さない」

 

今回のオーナー様、築6年目でのつまりでした。

築年数に関わらずありうることですので、気を付けて過ごしていきましょう!

大越 志乃
建築部

大越 志乃

建築部 アフターメンテ担当 二級建築士

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