明るいも暗いも大切
「五十嵐の家K」にて夜の照明チェックをおこないました。
照明というと、シーリングライトという照明器具が一般的なように思います。
↓シーリングライト
一灯で部屋を明るく照らす能力をもつ照明器具ですが、単調で味気ないようにも感じます。
(弊社では基本的にNGにしています。)
生活のシーンに合わせて、活動的な時には明るく、休息時には癒しの暗さを実現し、
陰影を楽しめるような照明計画にしたいと考えています。
「五十嵐の家K」では多灯分散型の照明計画で、空間の明るさを変えられるように計画しました。
活動的なシーンでは全灯を点灯して明るく、
落ち着いたシーンでは照明をしぼって点灯。
よりゆったりとすごすのであれば、さらに照明をしぼります。
木格子を配して、採光しつつ陰影を楽しむことができます。
照明器具は極力存在が目立たないよう、間接照明やシンプルなデザインのものを心がけています。
おトイレにもフットライトを設置しました。
仄暗い空間は、夜間の使用にちょうどよさそう。
建具のデザイン
建具も取付が完了しました。
今回建具の取手は、空間の雰囲気に合わせてホテルライクで上品なものを選択。
取手のカタチもシンプルでカワイイものです。
脱衣室の建具は空気の通りがよくなるよう、ルーバーの戸を採用。
窓のないおトイレは、日中真っ暗にならないよう採光パネル付きの建具です。
造作家具にも建具がつきました。
見た目や機能、製作寸法など勘案しながら計画しています。
仕上げ工事も最終工程!外構工事も進んでいます。
完成が楽しみです。