「みずき野の家C」の上棟作業を先週末に実施しました。
当日の朝は1階の管柱までが建っている状態ですが、
夕方頃には棟まで一気に組み立てていきます。
天候も崩れることなく、無事に上棟を迎えることができました。
お施主様、上棟おめでとうございます。
コンパクトな切妻の本屋を片流れの下屋が包みこんでいるような構成です。
上棟作業の翌週には下屋の骨組みも作り上げ、雨に降られる前に屋根防水まで完了しました。
本屋はかなりシュッとした軒先が特徴的です。
外壁に貼る杉板の納まりについても、このシャープな印象を崩さないように検討してあるので、
外壁の施工が既に今から楽しみです。
下屋は細かいピッチで並ぶ垂木が特徴的です。
横から見ると、連続性の美しさを良く感じ取れます。
内部構造には、構造床をそのまま天井表しにしている空間があります。
構造床表しの場合、一般的にはワイルドな印象を受けますが、
ここでは特注で無節の合板を貼っているため、上を見上げるとすごく綺麗な印象を受けます。
外周部の面材耐力壁を貼る前に、ホウ酸の防腐・防蟻処理剤をしっかりと散布する小林棟梁。
引き続き、大工さんによる外回りの壁塞ぎが進んでいきます。