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「中権寺の家」建物を傾けて配置する

山田 剛山田 剛

上棟しました

「中権寺の家」が無事上棟しました。

お施主様おめでとうございます!

身が縮こまる寒さの中、大工さん方も大変お疲れ様でした。

棟梁の青山さんがお清めをしてくれました。

建物を傾けて配置する

こちらは150坪近い広い敷地。

敷地が広い場合、道路から並行に建物を配置せず、

傾けて配置するという選択肢もあります。

(コンパクトな敷地だと、傾けるほどの敷地的余裕が難しいです。)

「中権寺の家」も傾けて配置しました。

傾けて配置することで、

・周辺環境の最もよい方向に家を向けられる→良い景色を窓からとりこむ

・方位性の優位な方向を向くことができる→南にキレイに向けることで日射取得や太陽光発電を有利にする

・変化に富んだ有機的な外構計画をつくれる→直線・直角だけでなく、曲線や斜め・余白を含めて計画できる

上記のような効果を見込むことができます。

今回は周辺環境の良いところをとりこむよう、配置を計画しました。

階段の先にある大きな樹木、

主室から見る越後平野の田園風景、

ダイニングテーブルからはピクチャウインドウによって切り取られた四季の風景・・・

豊かな外部環境をめいっぱいとりこみました。

また構造計画をそのままデザインとしてあらわしています。

周辺環境に溶け込み風景となるような、素敵なお家ができそうです。

お家づくりの様子を私のインスタグラムでも発信しています。

tsuyoshi_yamadaaaで動画などもあげていますので、是非ご覧くださいませ。

 

 

山田 剛
設計部

山田 剛

設計部 一級建築士

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