広い敷地に悠然と建つ住宅
「中権寺の家」の足場を解体しました。
100坪を超える広い敷地。
昔からそこに建っていたかのように、堂々と構えています。
杉板張りの仕上げは、雪化粧がよく似合います。
延べ床面積30坪ないコンパクトな住宅ですが、
重心を低くして長い下屋根をつけたことで、落ち着いた存在感があります。
下屋根のデザインに対する効果を実感します。
空間最大有効利用
室内空間を最大限有効利用できるよう、様々な工夫を詰め込みました。
1.3畳のシューズクローク。コート掛けもついて、けっこうな収納量を確保しています。
吹抜けのある玄関ホール。ドラマチックに光が差し込みます。
3間×3間の主室。天井仕上げに変化をつけ、半外空間とつなげることで面積以上の広さを感じます。
配線スペース、空調室、設備機器置場を兼ねる小屋裏は、メンテナンスしやすいよう採光もあります。
取り込んだ光は小屋裏を経由して、室内の中央部を照らします。
大工工事がほぼ完了し、いよいよ仕上げ工事へ。
雪が融けてくれると作業が楽になるのですが・・・