広報担当の家づくりを綴るブログ。
前回の「ヒアリング」編から時間が空いてしまいましたが、
私事ですが、その間に第一子を出産しておりました。
新築で育休ライフを満喫したかったのですが、
しばし我慢の賃貸アパートでなんとか子育て奮闘中です。
大切な家族が増え、ますます家づくりに気合が入ります！
設計図とご対面
前回の打ち合わせで、全体の設計イメージを確認し、
いよいよ図面を描いてもらって設計提案をいただきました。
我が家は基本設計を山田さん、詳細設計を林さんに担当いただきます。
最初に言ってしまいますが、山田さんからご提案いただいたファーストプランで我が家はほぼ決定しました！
私自身社員と言えど建築士ではないので、数少ない必須の要望以外はお任せしたのですが、想像以上の提案をいただきました。
図面と模型を見ながら、一つ一つ説明してもらいました。
抜粋して我が家の設計ポイントをご紹介します！
ポイント① 低く大きくのびる下屋
私は大屋根の家に憧れがあったのですが、敷地の都合上、母屋で実現するのは難しいかなというところ、下屋で実現してくれました。
正面に向かって低く大きくのびる下屋。かっこいいです！
ファサードデザインでも象徴的になるので、安田瓦を採用することにしました。
ポイント② 11帖の土間空間
下屋部分になるのですが、ここはなんと11帖の土間が広がります。
自転車を置いたり、庭道具やキャンプ道具をしまったり、収納もたっぷり。
椅子やテーブルを置いてちょっとした寛ぎの間にもなりそうです。
そしてここはあえて断熱領域にしておらず、”囲われた外”のような空間なのです！
室内に入るところを断熱玄関ドアにするので、最初の入口などの扉の自由度が高く、造作扉でかっこよく仕上げる予定です。
横の扉はフルオープンにできるので、ウッドデッキともつながっていきます。
ポイント③ 庭につながるLDK
室内に入ると幅5m程の大開口のLDK。
キッチン、ダイニング、リビング、畳の小上がりが一つの箱のように一体になっています。
ダイニングの一部が吹抜けなので、縦にも横にも抜ける気持ちのいい空間になりそうです。
ポイント④ 檜のハーフユニットバス
お風呂は憧れのハーフユニットに！
檜の板張りでいい香りに包まれたお風呂は至福の時間になることでしょう。
お風呂～脱衣室～洗面～トイレが一直線に並ぶので、すべて板張りで仕上げる予定です。
ポイント⑤ バルコニーから降ろす光
主室の大開口は東側のため、陽も入りますが十分ではありません。
そのため、隣家が建つ南側の日射は2階のバルコニーの屋根をくり抜き、吹き抜けを通して取り込む計画です。
逆に夏はタープなどで日射遮蔽すれば、かなり冷房効率も上がりそうです。
空調計画は、床下エアコン暖房+小屋裏エアコン冷房。
UA値0.34、耐震等級3の高性能住宅です。
私たちは、必須条件以外はあくまで「好み」を伝えていたので、実現したい暮らしに、そしてその地に、最適な形で実現してもらうことができました。
おおらかな要望でお任せできる工務店・設計者と出会えることが、家づくりにおいて重要だと実感します。
（裏話）BBQをしたり、畑をしたりしたいと伝えていたので、
最初、山田さんからは半分冗談？半分本気？で
鹿児島の工務店さんなどでよく採用している外キッチンをご提案いただいたのですが、
使いこなせる自信がなく、なしにしてもらいました。笑
設計プランに関しては、初回提案を一度家に持ち帰って夫婦で検討し、
修正点などをフィードバック、それを反映した図面の確認、
という2回の打ち合わせで我が家は完了しました。
図面を見る前は、どんな設計になるかドキドキでしたが、
「なるほど」「すごーい！」と楽しく解説を聞かせていただきました。
文字だけではまだイメージしづらいかもしれませんが、
ぜひ想像しながら完成を一緒に楽しみにしていただければと思います！
設計プランが固まったので、次は見積へ。
