STAFF BLOG

スタッフブログ

「聖籠の家B」断熱工事

ゲンバLIVE!
刈谷 裕樹刈谷 裕樹

「聖籠の家B」では、断熱・気密工事が進んでいます。

壁断熱・気密

外壁面の柱間には高性能グラスウールを充填しています。

配線確認が完了したため、これからシート塞ぎのうえ、壁ボード貼りが進んでいきます。

 

グラスウールのような多孔質材料は、断熱性だけでなく、遮音性にも少し効果があります。

これは室内で発生した音エネルギーが壁を透過する際に、断熱材との摩擦により熱エネルギーに変換され、グラスウールに吸収されるためです。

外壁面で余ってしまった断熱材は捨てずに、水廻りに面した内壁に有効活用することで、

居室への遮音も期待でき、産業廃棄物削減にも繋がります。

 

天井断熱・気密

天井にはセルロースファイバー240mmを充填しています。

こちらは大工さんではなく、吹き込み業者に依頼しています。

熱伝導抵抗は6.0(㎡・K)/ W に及びます。

 

下屋の下天井は240mmのセルロースファイバーを充填する空間を確保できないため、

ネオマフォームの60mmを2枚貼りして、120mmとしています。

熱伝導率の低いネオマフォームは、120mmという厚さでも

熱伝導抵抗は6.0(㎡・K)/ W を叩き出すことができる優れものです。

ただコストもかかるため、そのあたりも考慮して使い分ける必要があります。

 

壁付加断熱・防水

外では、造作FIXまわり以外の付加断熱(ミラフォーム50mm)と防水シート貼りが完了しています。

換気関係のスリーブは、外部器具が横一直線に並ぶように、高さを揃えています。

レンジフードは室内意匠の絡みもあって、あえて揃えてはいません。

また、軒天関係はWLEではなく黒塗装のため、いつもより落ち着いた印象があります。

来週から黒塗装の杉板外壁の施工も始まります。

 

刈谷 裕樹
建築部

刈谷 裕樹

建築部 二級建築士

になって
お得な情報をGETしませんか?

  • 会員限定資料一式を無料送付
  • 家づくりに役立つ最新情報を無料配信
  • 会員限定人気記事を無料公開
  • 会員限定e-BOOKを無料公開
登録はです!