「聖籠の家B」では内部断熱・気密が粗方完了し、大工造作工事に突入しました。
天井小幅板風羽目板貼り
お家の天井の大半がこの仕上です。
桧の小幅板風羽目板を両端部目透かしとし、登り梁が6センチ表しになるように
貼り進めていっています。
登り梁には構造用集成材を使っています。
厚み3センチの木板を繊維方向が平行になるように積層接着しているので、
6センチ表しということは、木板がちょうど2枚分見えるという計算です。
小幅板風羽目板仕上以外の居室も天井下地が施工されたことで、
室の高さを体感できるようになりました。
こちらの持ち出し天井の上裏にはリブパネルを貼る予定です。
杉板外壁縦貼り
外部では黒塗装の杉板外壁の施工が進んでいます。
非常にカッコイイ仕上がりです。
近くで見ると、まだ塗料の香りが残っています。
ケラバの軒天取り合いもスッキリとした納まりに。
造作風呂の窓には霧除けも付きました。
外壁からは300mm近く跳ね出していますが、ゴツイ印象にならないように、
断面寸法を抑えつつ、強度・見た目をカバーした材料を使用しています。
上裏も黒く塗装する予定です。
引き続き外部造作・内部造作ともに進んでいきます。