「天野の家」のオーナー様 インタビュー
オーガニックスタジオ新潟に決まるまで
我が家は夫婦と子供の4人暮らし。これまで住んでいたアパートが廃止になることをきっかけに、一戸建て購入を決意しました。
まず、何からはじめたら良いかのかサッパリ分からなかったので様々な住宅会社のモデルハウスを見て回ることからスタートしました。
綺麗で大きなモデルハウスを見る度にウキウキする。でも、現実的でないものを見てる様な冷めた気持ちがどこかにあり心が揺れない。商品を売るようなセールストークなどにも、さらに冷めた気持ちになる。
子供がアトピーなこともあって、その後は自然素材を使った住宅会社を中心に回りはじめた。しかし、条件や予算が合わず理想と現実の開きで、自然素材の家は諦めようとしていた矢先、新聞チラシに「手のとどく自然素材の家」の文字を見つけたのです。その広告は100円ライター位の、見逃してしまいそうな小さなもの。内容は、HPのURLだけが載ってるだけで怪しげな印象でもありましたが、アクセスすると、社長自ら基礎に水を撒いて管理したり、壁塗りしたりしてる。「一体どんなトコなんだろう。」と気になりました。
その後、「内野の家」の構造見学会があり、リアルオーガニックスタジオさんと初の対面しました。素人の私たちが構造を見てもわからない事が多く、専門用語を交えての説明なので難しかったですが、家造りに込める想いは伝わってくる。
基礎、柱、窓、床、天井、壁はもちろんスタイルや外構、照明、生活動線・・・とにかくどれをとっても家造りには全てに意味あるという答えが返ってくるので、社長に「そのコダワリの強さがイイですね!」っというと
「私らはコダワって造っているわけでなく、当たり前のものを当たり前に造ってるだけですよ。」とあっさりした反応。 やはり、この人(相模社長)はアツい! と感じました。
その後、毎日のようにブログをチェック。この人(社長)に任せれば、きっと心地よい家ができるだろうな・・・
でも、そうは思っても一つ気がかりなのは実績がないこと。社長との会話を思い出す。
「私らは小規模な会社だから年10棟もできない。でもこつこつ造っていきます。営業マンもいないし、しつこい勧誘も人がいないからできないし・・・.ハハッ(笑)」 正直さが伝わる。
実績などを考えた自分が恥ずかしくなってきた。 よしっ!!この人に任せよう!!
あとは予算か・・・それさえクリアできれば・・・ 。
土地は決まっていたので、次の見学会に行って相談することに。
我が家で出せる上限は決まっていたので「この予算でできないか?」とお願いする。
「わかりました。やりましょう。」 私たちの家造りが決定した瞬間でした。
モデルハウスを見ていた頃のスッキリしない気持ちはそこには無く...そうか。
私たちは「家を購入する」より「家造り」がしたかったのか!と気付かされたのです。
住み心地
入居して夏が過ぎ、今は冬真っただ中。記録的な大雪ですごいことになってる。おまけに寒い!!
でも玄関の扉を開けて、一歩中へ入るとメガネがくもる。玄関からあたたかい。
これも高気密、高断熱、床下エアコンのおかげ。暖房設備は床下エアコンとリビングの灯油ストーブだけ。
エアコンは深夜電力を上手く使った運転で、ストーブは夕方から冷え込んだ際に弱火で使う程度。これだけで十分。1Fのリビングは常時20℃以上を保っている。2Fはさすがに肌寒く感じるが、ほとんど寝るだけなので問題ない。初めてのオール電化の冬を過ごしてますが、電気代は以前住んでいたアパートの光熱費を全部足しても同じくらい。できれば、もう少し削りたいが...
蜜蝋を塗った木の床は最初はベタつき感があったものの、今では良くなじみ肌ざわりよく心地いい。
なにより、木の感触があたたかいのでこの時期(冬)でも裸足で過ごせる。
床下エアコンの使い方も自分なりに工夫していて、洗った靴など、この時期なかなか乾かないことが多いと思うが、一晩床下に置いておくと朝には乾いている
し、雪でびっしょり濡れた手袋や帽子も直ぐに乾く。肉の解凍もできちゃうしスグレモノ!です。
最後に
まだ住みはじめて1年経ってませんが、オーガニックスタジオに出会えた事で理想の家造りができ、充実した毎日が送れることに感謝してます。
今後さらなる発展に期待し、オーガニックサポーターとして応援していきます。
2010.02.07 天野のS