大正ロマネスク住宅「五十嵐の家B」
大正ロマネスク住宅
設計・監督/川﨑雄介
- コンセプト
- 新潟大学五十嵐キャンパス近くにある、弊社設計の川崎くんの家。1から100まで自分たち夫婦の好きなように作った。古タンスのコレクションからイメージを展開した大正時代のお金持ちの家のような内部空間が超個性的。
- 外観
- 外壁は、新潟の農家住宅では定番の「押し縁下見板張り」で、築50年以上たったお百姓さんの家そのものの風情です。屋根は会津鶴ヶ城で採用されて注目された茜瓦(ベンガラ瓦)を載せ、垂木や母屋の小口も弁柄で着色してある。
- 内部空間
- 玄関に入ると見えるアイストップの壁には、からかみが張られ、真壁の柱はエイジング塗装されている。間の構成も「田の字のプラン」をアレンジし封建的な感覚。照明も大正時代の金持ちが好みそうなデコデザイン。視覚的には寒い家ですけど、実は高性能。