ハンモックで優しい光に揺られる「寺尾の家C」
ハンモックで優しい光に揺られる「寺尾の家C」
設計/阿部誠治 監督/小林秀昭
- コンセプト
- 西区のにぎやかな商業エリアに隣接する、静かな住宅街に建つ。
ライトグレーに塗装した杉板とそとん壁の組み合わせが軽やかな、可愛らしいイメージの家。
- 外観
- 東側道路から高低差のあるアプローチを経て、外部物置と一体になったポーチから玄関へ。ライトグレーに着色された杉板外壁は付加断熱で10cm外へ出っ張ることで、塗り壁を守っている。
- 内観
- リビングダイニングは、北側ダイニングなので、スリムなリボンウィンドウを配置。南面が吹き抜けており、上下からの日射で冬でも非常に明るい空間になっている。施主の支給したハンモックを掛ける。
玄関から近い北側に畳の間が備わり、障子の建具を閉めれば独立できる。脇には将来的に仏壇を置けるしつらえ。