ワイドな4×4間ハウス「水原の家B」
ワイドな4×4間ハウス
基本設計/相模稔 監督/波潟靖
- コンセプト
- 4間真四角の総2階だが、土庇でそれとは見せない設計にしてある。敷地は西道路なのでファサードとなる。上下階とも横長に窓を処理して、少しでもワイド感が出るように工夫している。内外装とも自然素材で取りまとめつつ、コストは実はかなり抑えてある。
- 外観
- 定番の杉板縦張りのウッドロングエコ仕上げ。南面は軒をはりめぐらせ日射をさえぎるとともに最大級の開口を設けて日本的。風の強い場所で、暴風と視線の操作のためにリーバーの塀を設けている。植栽も風に強いものをチョイス。
- 内部空間
- 畳の小上がりのあるLDKはワンルーム感覚で、5.5m幅の大開口で外部と繋がるが、掃出しの吉村障子を小上がりの高さからとすることで囲まれ感をつくる。ソファを設けない場合の定番の手法。キッチン前の長い窓はタイルで仕上げられ観葉植物のコレクションが並ぶ。
- 植栽
- カクレミノ・ヤマボウシ・アカシデ・アラカシ・ナンテン 生垣:ウバメガシ