広々デッキで芝庭と繋がり子育てを楽しむ「下興野町の家」
広々デッキで芝庭と繋がり子育てを楽しむ
設計:阿部 誠治
監督:波潟 靖
- コンセプト
- 30代、子育て真っ最中のご夫妻の要望は開放感のあるリビング、そして家事をこなしながらも子供達の気配を感じられる事。
明るく広々したリビングと広い芝庭、そこで遊ぶご主人と子供達、キッチンから見守る奥様。
そのような光景をイメージし設計した。
- 外観
- 比較的ゆとりのある敷地であり、南面に芝庭、そして庭とリビングをデッキを介して繋げ、大きく採光を取り入れる大開口サッシを設けた。
外壁は杉板縦貼りとそとんかべを主とし、隣地側にはガルバリウムとなっている。
南面吹抜け上部には日射取得をコントロールする為、外付けのアルミ電動ブラインドを取り付けた。
- 内観
- リビング、キッチン、書斎、納戸とワンフロアで繋ぎ、小さなお子さんがどこにいても気配を感じられるよう配慮しつつも、書斎はリビングから視線が届かない玄関脇に配置して最小限のプライベート感は保っている。
内観全体的には家具やキッチン、造作ベンチなど無垢ナラ材をベースに使用したが、手すりやテレビ台の一部にアイアンを取り入れる事で空間を引き締めている。