ランドスケープと一体の地産地消住宅「上館の家」
ランドスケープと一体の地産地消住宅
基本設計/相模稔 監督/波潟靖
- コンセプト
- 2区画分が1つになった広い敷地に恵まれ、新潟と新発田の風土的なる建築を強く意識して作られた住宅です。本格的なネイチャースタイルの外構計画で、雨水は雨落ちで小川となり、メダカの住むビオトープへと注ぎ込む。リビングから突き出た月見台で、庭を全身で感じられるようになっている。
- 外観
- 新発田市にある、アントニンレーモンド設計の新発田教会・司祭館を意識し、のびやかな広がりあるプロポーションの住宅とし、外壁も木の縦張りに、塀も大和張りで司祭館への敬意を示す。
植栽計画は念入りに30本以上の自然樹と山石を用いて、一層の自然さを手に入れている。
- 内部空間
- 内装に100枚を超す小国の手すき和紙を用いている。障子の光の幽玄さは手漉きならではです。ややトラッドにみえるこの住宅には、また、実は断熱性能もドイツの熱交換換気システム搭載で、超高断熱。
オーガニックスタジオ新潟の世界観を凝縮した住宅です。
- 植栽
- ユズリハ・ガマズミ・シャラ・シラカシ・ヤマボウシ・ソヨゴ・アオハダ・エゴノキ・トウカエデ・タブノキ・サンシュユ