木製大開口サッシ搭載のゼロエネ住宅「内野の家C」
木製大開口サッシ搭載のゼロエネ住宅
設計/阿部誠治 監督/小林秀昭
- コンセプト
- お施主様は2年間、オガスタ内覧会皆勤賞の筋金入り。
大開口の木製サッシを搭載する等、小さいながら広々で贅沢な仕様の家。
国認定のゼロエネ住宅です。
- 外観
- 建築地は道路よりも80cm程度高い。土留め工事はあえて行わず、芝を張って緑化しています。
玄関へは、高低差を7段のステップで繋ぎ、アプローチになっている。ルーバーフェンスで道路からの視線を遮蔽しています。
- 内部空間
- 国産木製サッシ、オガスタ初搭載。2間間口の大開口から光が注ぎ込み、壁と天井に光のグラデーションを描く。外とのつながりも強調されてすばらしい。シーゲニア社の エコスライドという金物を使っており、200Kg以上の重い窓でも楽々開閉することができる。
階段下は、階段をスチールで受けることで無柱として、書斎スペースになっている。
畳コーナーはキッチンともつながり、仏間・神棚のスペースも用意している。段差のスリットからも暖気が出る工夫がある。
床下エアコン1台で家中寒さ知らず。能力はわずか2.8Kwの8畳用です。
塗り壁は施主がDIYで仕上げ、刷毛引きで手仕事感がある。ナラの建具の虎斑が上質感を演出している。