潮風と太陽を受け止める家「越前浜の家」
潮風と太陽を受け止める家
設計/maヤマシタマコト 監督/小林秀昭
- コンセプト
- 越前浜は、日本海に面し、砂丘地に立地する集落。杉板の古い家が多く緑も豊かな地域である。
過疎のまちは、近ごろでは、クラフト作家などの人々が街並みの良さを気にいって移住するケースが増えている。おだやかな集落の街並みを壊さず、かつヨーロッパ系の施主の個性を反映した半分平屋のエコハウス。
- 外観
- 1・2階のボリュームを 2:1にして半分平屋。
大屋根にして10kwの太陽パネル搭載。全量売電を20年間行う。フランス出身の施主様のご要望にて杉板外壁に窓枠モールディングでコーディネートは少し個性的。玄関ドアも赤をチョイス。
- 内部空間
- リビングは平屋を生かして勾配天井。
コンパクトな家であるが、リビング間口が2間半あるので広々とした印象である。
キッチンは既製品をうまくカスタムしてオリジナルな雰囲気。
コンロの左の脇を広く設けて、鍋沖などがしやすいように特注になっている。
壁はフレンチカラーで寝室は青、洗面室は真紅に。