なごみのガレージハウス「西川の家」
なごみのガレージハウス
設計/阿部誠治 監督/小林秀昭
- コンセプト
- 北道路の56坪の敷地に建つ。ガレージを建物と一体にし、下屋で処理しているので、和の印象が強い。
室内も床座や畳の小上がり、和室の寝室...目線を低くした落ち着きのある暮らし。
- 外観
- ファサードは軒先を低く、落ち着いた印象へ。2階の窓のデザインも重要なポイントである。予備の駐車場も石畳にして自然に。
南側は畑へと隣接し、広い開口部を設け、日射を充分に取り込める設計。
幅が3.4m、高さが2.3mもある木製断熱サッシ。広く外部とつながり、濡れ縁を経て庭に下りていける。
- 内部空間
- 玄関から直結するリビングへ進むと、視界がひらけ、畑と生垣の緑が目にやさしい。
リビングは床座を選んだ。掃出し窓の木製サッシは300kg近い重量があるが、ドイツ製のヘーベシーベ金物で、子供でも楽々開け閉めができる。