三間連窓の家「紫竹の家B」
三間連窓の家
設計/阿部誠治 監督/波潟靖
- コンセプト
- 南向き道路の60坪の敷地に、定番的な手法で南面の窓を大きく取った設計。シンプルかつ大胆に仕上がった。
- 外観
- 間口が広いので31坪と強い差異が大きく見える。2階部をそとん壁の1階を杉板というのはモデルハウスの逆転。1・2階の境にはバルコニーではなく、キャットウォークを設けている。 手すりが無いためにすっきりした印象。
- 内部空間
- 南面を最大に開口部を取ってあり、自然に冬には室温が上昇して、暖房エネルギーが削減できる。天井はシナベニアの目透し。大工が手間をかけ、細かなディテールが実現されている。奥へつながるデッキが視線を誘い、リビングが広く感じる。2階は極めて明るいホールを中心にし、家族それぞれの部屋に個室で区切られている。
- 外構
- 敷地の高低差を生かして、自然石で景色をつくっている。