丘の上のCalm House「下小中山の家」
設計:山田 剛/監督:塩谷 栄一
- コンセプト
- 高低差のある120坪超の広い敷地。高低差を活かして、おだやかで落ち着いた空間となるよう計画しました。
- 外観
- 丘の上に建つかわいらしい小屋をイメージして計画しました。半分平屋形状の建物は、道路側に屋根が低くなるように計画したことで平屋のようにみえます。
建物へのアクセスは、お庭の景色を楽しみながら階段をあがっていきます。
斜面の奥に設けられたお庭は、道路からの視線から遠ざけられており、おだやかで落ち着いた外部空間となっています。
- 内観
- お庭と一体的に計画した25帖ほどの主室。南の陽光をめいっぱいとりこみつつ、お庭の景観を楽しめます。オークで製作した木製キッチンは、家具のように空間に調和しています。
家族の行動時間帯の違いに配慮して、2階や水回りへのアクセスは主室を経由することなく行き来できる計画としました。高台の敷地からの眺望の良さも楽しめます。
- 規模・構造
- 敷地面積:西側道路120坪
延床面積:33.5坪
木造在来工法 2階建
- 性能
- 耐震等級3
Q値:1.03[W/㎡K]
Ua値:0.34[W/㎡K]
暖房負荷:23.9[kWh/㎡]
冷房負荷:8.3[kWh/㎡]
空調計画:床下エアコン+階間エアコン