独立柱のファサード「天野の家B」
独立柱のファサード
設計/阿部誠治 監督/波潟靖
- コンセプト
- 公園脇の閑静な住宅地でのご計画。1間ピッチの独立柱が並ぶ外観が特徴的な長期優良住宅。
- 外観
- 正面は杉板の鎧張りと奥行1.8mの軒桁を受ける独立柱が特徴的なファサード。周囲はモスグリーンのガルバリウム鋼板。
- 内部空間
- 木製大型サッシは、ドイツ製のヘーベシーベという高級な金物で、200kgを超える重さだが、楽々開閉できる。LDKに入ると造作の大きなテーブルがセンターに。カウンターが畳コーナーと繋がり、パソコンや食事ができるように畳が椅子としても使える工夫。階段は繊細にすっきりデザインされている。キッチンは手元が明るくなるように壁側にレイアウト。ハッチのように壁が巡らせてあり、手元のキッチン家電類はリビングからは見ることができない。そのほか、大量の本棚を併設した書斎や2階にはロフトを備えた子供部屋と寝室という構成。