光の降るダイニング「小針の家D」
光の降るダイニング
設計/小林紘大 監督/山田剛
- コンセプト
- 北側道路の50坪程度の敷地。
ご実家の隣であることが縁で購入を決めた立地でのご計画。
- 外観
- 2階部分をオーバーハングにして玄関の雨よけとし、1階を白壁にして軽やかにしている。妻方向をみせ、2階の窓を1つに絞り、表情をシンプルにしている。
- 内部空間
- 北道路の敷地で、南面は隣家が迫るので、吹き抜けを設けて上から光を落としている。キッチンはL型として、収納家具でゆるく仕切っている。おかげで目線が抜けて広く感じる。キッチンからの眺めは、庭へと通じる。ダイニングが明るく高く。リビングは低く落ち着きがある。変化を高低と明暗で出している。
- 外構
- 高低差を岩積みで処理し、合間に下草も植えこんでいる。
布団籠式の石垣を植栽スペースにして立体的に緑を設ける。
また、リビングダイニングの窓辺の庭は、布団籠で高く上げて近くしている。
火鉢を埋め込んだ小さなビオトープでメダカの暮らす様子も覗ける。