農村集落の「ふつう」の家「桜林の家」
農村集落の「ふつう」の家
基本設計/相模稔 実施設計/小林紘大 監督/小林秀昭
- コンセプト
- 西蒲区の農村集落でご実家の庭先での近居のご計画。
木の外壁を隣にあるご実家と揃えて、自然な佇まい。
- 外観
- 横からの風雪に耐えられるよう、杉板の縦張り外壁。
玄関方向の2階の窓は一体感のあるデザイン処理をしている。玄関脇は自転車置き場を兼ね、広く軒下空間が広がる。
南面はパーゴラになっており、ノウゼンカズラで夏には深い緑の屋根になる。
冬には落葉し、たっぷり光が入る、パッシブな屋根。3.8kのソーラーパネル搭載。
- 内部空間
- LDKは広く、畳の小上がりと一体で、居心地に変化を出すことができる。畳コーナーはあえて低めに開口部を設け、落ち着きを出している。キッチンは手元は25cm高くなっていて調味料入れになっている。玄関土間が土間収納が脇に有り、キッチンへ回遊ができるので使いやすい。
2階は寝室と子供部屋。ドアの上には通風欄間を設けている。
- 植生
- 生け垣は風に強い「マサキ」を選択。