雁木のある家「御幸町の家C」
雁木のある家
設計/阿部誠治 監督/小林秀昭
- コンセプト
- 敷地面積80坪強の広い、3面接道の敷地。雪もそれなりに降る新発田市で建てる「雁木のある家」。
小屋裏エアコンで、全室冷房を試みている。
- 外観
- 正面は軒先を長くし、落ち着きがある。
コストダウンするために、アルミのカーポート下屋屋根に一体感をもたせている。アイストップの木の成長を祈る。
2階の窓の処理もあって、和を現代的に。軒下に奥の庭が見える、そそる設計。
- 内部空間
- 階段下は収納を最小限とし、LDK空間を広くさせている。大梁は下を現しにして上下階間を薄くしようとしている。それにより階段を1段少なくする。
奥まったポジションで畳コーナー、下は収納というオガスタ新潟での定番手法。
日射は犠牲になっているが、奥行きがあって、低い軒下空間。カーポートを吸い板で囲い、車を目に入れない設計。
- 外構
- 自然石と、白御影の切り石のアプローチ。
3面道路なので外周は生け垣でぐるっと囲み、3年後に茂ると隠ぺい性がでてくる。