曲線美のアプローチ

設計／阿部誠治　監督／波潟靖

コンセプト

旗状地（どん詰まり）に立つ、木装の家。
駐車場と庭の関係に斬新なアイディアが。また、お施主様のチョイスによる上質なインテリアアイテムが特徴。

外観

旗状地に2台の車を停め、転回できるようスペースを設ける。コンクリートで固めず、砕石と敷石で自然に処理。車からの目線をよけ、車も転回しやすいように塀をRで処理した。

内部空間

明るく開放的なリビングダイニング。吹き抜けの階段を昇る時に気持ちもふぁっとする。FIXと引違を組み合わせた開口部でR塀に囲まれた庭へつながる。リビング脇に畳小上がりがあり、多目的に使える。窓は隅切りにして軽く見せている。照明器具はルイス・ポールセン。椅子は北の住まい設計社、テーブルは飛騨産業という、美しく本質的なものを選んだ。

外構

デッキからつながる庭は芝庭に。
囲まれ感のあるRの木塀は、向かって左が緩やかで、右は急になっていて変化がある。

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