紅葉に手がとどく窓「横越の家」
紅葉に手がとどく窓
設計/小林紘大 監督/波潟靖
- コンセプト
- 郊外の農家住宅の敷地内にあった 農作業小屋を解体しての新築計画。
親世帯(ご実家)のとなりに、土地も子世帯のみと文筆しての32坪の住宅。片流れ屋根にしてPVは6.3Kw搭載のゼロエネルギー住宅である。
- 外観
- 周辺に緑の多い、恵まれた環境を生かし切れるかどうかがポイント。前面道路からの建物の第一印象となる見え方は杉板と白壁で優しく。その他の広い面積の壁は、コストに有利なガルバという張り分け。
東西のみ付加断熱として壁厚に違いを出し、表情を豊かにしている。
- 内部空間
- ダイニングのリボンウィドウは、隣家の植木の緑を切り取り、ブロック塀は見せない設定。上からの吹き抜けも加わり、明るい。吹き抜けの幅は4尺5寸。それで十分な効果があり、温度管理もしやすくなった。
食洗器は、ミーレの大型タイプを採用。
- 植生
- 既存の庭の一部を整理して駐車場とし、一部は残して窓からの景色としている。
シンボルツリーはノムラモミジ。