BLACK&WHITE「豊浦の家B」
BLACK&WHITE
設計/川﨑 監督/小林秀昭
- コンセプト
- 北西道路の角地の分譲地。外観は黒べんがらと白壁という和の伝統的なイメージであるが、内部に入ると一転してオガスタ初登場のパインの明るいフロアのナチュラルな内部空間。
- 外観
- 土地は50坪の北西の角地。車とアプローチを分離して、西風を遮るルーバーフェンスを設置する。アプローチは白御影石をつづら折りにして自然石と併せて面白味を出す。玄関ドアはタモの板戸に、真鍮のレバーハンドル。照明も真鍮のマリンライト。2階部分の白壁「そとん壁」は、ご主人様のお父様が本職の左官職人とのことで、お父様が塗ってくださった。外部デッキは通常よりも20cm高く、月見台のような印象。
- 内部空間
- リビングに入ると合計3間分の大開口から視界が広がる。床をパインとして床座での柔らかさを重視した。カナダのパインのため、節が少なめ。足触りも良い。居心地のために畳の高さに合わせて外へあえて20cmの段を設けて囲まれ感を少し出す。家族のだんらんは畳コーナー。揃って食事をして、そのまま横にもなれる。内部の壁珪藻土系塗り壁(ゼオライトエコナ)、床の蜜蝋ワックスもご主人様とお父様でD.I.Y。